霜柱 (しもばしら)

(雪寄草(ゆきよせそう))
 
 
      
 
             (花)                           (氷の結晶)          
 
撮影日  :  2005.10.12    撮影日  :  2008.  2.  1
        (平成17年)                      (平成20年)          
 
撮影場所:  調布市 調布市野草園    撮影場所:  板橋区  赤塚植物園  
 
                                                  ↓ JUMP
 
 
霜柱  写真集 1(写真28枚)へ(葉、花、おひげ、普通の霜と氷)
霜柱  写真集 2(写真16枚)へ(綿あめ、マント、三角巾)      
霜柱  写真集 3(写真12枚)へ(仮面、口ひげ、風になびく髪)  
霜柱  写真集 4(写真16枚)へ(象さん、リング、白いセーター)
 
2011. 1. 7  赤塚植物園                                             
霜柱  写真集 5(写真17枚)へ(30cmの長さ、三兄弟)          
霜柱  写真集 6(写真17枚)へ(30cmの長さ、竜巻、ひらひら)  
霜柱  写真集 7(写真19枚)へ(マント、人形、ギザギザ)      
 
2011. 1.11  高尾山                                                 
霜柱  写真集 8(写真22枚)へ(ちからこぶ、シェルパスタ)    
霜柱  写真集 9(写真21枚)へ(まんまる貝殻、鳴門のうずしお)
霜柱  写真集 10(写真20枚)へ(ヨット、滝つぼ、土星のリング)
霜柱  写真集 11(写真20枚)へ(金魚すくい、くらげ、本たて)  
霜柱  写真集 12(写真20枚)へ(ラーメンの麺、堤防と波、e ) 
霜柱  写真集 13(写真21枚)へ(たき火、J、ハートマーク)    
霜柱  写真集 14(写真21枚)へ(イカ、笑ってるサル、カモメ)  
霜柱  写真集 15(写真18枚)へ(Xマーク、ソフトクリーム)    
霜柱  写真集 16(写真17枚)へ(コマ、そり、走り高跳び、炎)  
霜柱  写真集 17(写真15枚)へ(ガラス人形、大漁旗、ちくわ)  
 
2011. 1.14  高尾山、小仏城山                                       
霜柱  写真集 18(写真19枚)へ(鴨が2羽、アーチ型、金魚)    
霜柱  写真集 19(写真18枚)へ(∞、かしずく、コップ、ひし形)
霜柱  写真集 20(写真20枚)へ(おわん、平安美女、7、怪人)  
霜柱  写真集 21(写真19枚)へ(ムンクの叫び、6、妖精)      
霜柱  写真集 22(写真12枚)へ(ハートマーク、うなぎ、リボン)
霜柱  写真集 23(写真14枚)へ(O、K、W、くちびる、あひる)
 
2011. 1.22  和田峠、陣馬山                                         
霜柱  写真集 24(写真16枚)へ(こいのぼり、5、鶴)          
霜柱  写真集 25(写真19枚)へ(エイ、へび、アンモナイト)    
 
2011. 1.29  高尾山、小仏城山                                       
霜柱  写真集 26(写真17枚)へ(こけし、ハート、綿あめ)      
霜柱  写真集 27(写真16枚)へ(GYS、カエル、氷のかたまり)
 
2011.12.24  高尾山、小仏峠                                         
霜柱  写真集 28(写真13枚)へ(ヨット、K、炎、鏡)          
 
2011.12.30  和田峠、陣馬山、景信山                                 
霜柱  写真集 29(写真19枚)へ(鬼、笑う、J、走り幅とび)    
霜柱  写真集 30(写真24枚)へ(大鷲、虹、X、ゴーカート)    
霜柱  写真集 31(写真24枚)へ(金魚、ジャンプ台、凧、あひる)
 
 
 
・紫蘇(しそ)科。                                      
・学名  Keiskea japonica                                
          Keiskea  : シモバシラ属                       
          japonica : 日本の                             
  Keiskea は、明治時代の日本の本草学者                  
  「伊藤圭介さん」の名前にちなむ。                      
学名 K へ
 
 
・秋、枝の上部の葉のわきに                              
  片側だけにズラッと白い花を咲かせる。                  
・冬になると、枯れた茎の根元に”霜柱”のような          
  「氷の結晶」ができるところからこの名になった。        
  (ふつうによく見かける”霜柱”とは別の自然現象)。    
 
 
 
★氷の結晶(観察結果をわかりやすく整理しました)        
 
1.シモバシラは多年草なので、冬に地上部が枯れたあとも  
    地中の根は毎日24時間活動し続けている。              
    それ自体は他の多年草と同じだが、シモバシラの場合は、
    地上部が枯れてからも、枯れる前と同じように          
    地中の水を吸い上げて茎の上の方まで送り続けている。  
    (シモバシラは、水分を吸い上げる管の部分が          
      頑丈なのでこうなるらしい。不思議♪)              
 
    (茎に氷の結晶がついていない場合でも、              
      茎の根元のところを触るとかすかに湿っており、      
      常時水を吸い上げていることがなんとなくわかる)    
 
 
2.地上部の茎に送られた水は、普段はただの「水」だが、  
 
    (1) 茎の部分が枯れているとき                        
            秋や初冬など、茎部分が枯れていないときは、  
            水分がそのまま茎の中を登っていくため        
            シモバシラ現象は発生しない。                
            茎がパサパサになって、                      
            裂け目ができてきてからがおもしろい♪        
    (2) 気温が氷点下ぐらいにまで下がった早朝            
          (1月頃。気温が低くなると、水は外気に        
            触れるつど、夜の間に少しずつ凍っていく。    
            気温が高いとそもそも水は凍らない)          
    (3) 雨や雪が降っていないとき                        
          (雨が降ると水が凍ることができない。          
            また、雪が降ると雪の水分がかかって          
            しまうため氷ができにくい)                  
    (4) まわりに雪が積もっていないとき                  
          (雪が積もっていると、氷になろうとするときに  
            まわりの雪の水分で溶かされてしまう)        
    (5) 強い風が吹いていないとき                        
          (強い風が吹いていると、水が動いてしまうため  
            氷ができにくい)                            
 
    これらの条件がそろうと、                            
    茎に吸い上げられた水分が                            
    茎のちょっとした割れ目からはみ出して                
    外気に触れて「氷」になり、                          
    それが横方向に少しずつ「押し出されて」広がり        
    茎に「氷の花」が咲いているように見えるようになる♪  
    (条件がそろうと必ずできる、とも限らないが・・)    
 
 
3.茎は、真冬になると枯れるので                        
    裂けやすくなったり折れたりしている。                
    シモバシラ現象も、茎の裂け目が小さい頃には          
    茎の上の方まで伸びて                                
    30cmぐらいの高さになることもあるが、            
    茎の裂け目が大きくなると                            
    水は茎の上の方には登らなくなり、                    
    茎の根元近くの裂け目から横方向を中心に広がって      
    凍るようになる。                                    
    夜、長時間氷点下の気温が続くと、                    
    横方向への押し出し時間も長くなり、                  
    その場合、氷の結晶も、左右に長く展開された、        
    とても美しい姿となる。                              
    (茎に一番近い氷が、吹き出したばかりの新しい氷。    
      ソフトクリーム製造機に似ている♪)                
 
 
    長いもの、短いもの、くねっと曲がってるものなど、    
    「氷の結晶」の形は、どれも少しずつ形が異なり、      
    見ていてとても楽しい、というか驚きの連続。          
    自然が造りあげたすばらしい芸術品、アートです♪      
                                (見るたびに感動♪)    
 
 
4.なお、この「氷の結晶」現象は、                      
    気温が上がると昼頃までには全て溶けてしまう。        
    日が直接当たるともっと早く溶けてしまうようだ。      
    ただし、山奥の北側斜面など、                        
    日中も気温がずーっと低く日も当たらない場合には      
    氷が溶けずに残り続けることもあり、                  
    その場合、気象等の条件が揃えば、                    
    前日の結晶が押し出されて横に伸びる、                
    ということを何日も繰り返すことで、                  
    ピカピカの氷が節目をもってくねくねと連なった、      
    奇想天外な形になることがある。                      
 
 
5.以下、季節ごとのシモバシラの「水分吸い上げ」の動き。
 
    <春、夏、秋>                                      
      吸い上がった水分は「水」のまま存在。              
    <初冬>                                            
      吸い上がった水分は茎の上部にまで行き、            
      茎に裂け目がなければ「水」のまま存在し、          
      裂け目があればそこからしみ出して凍る。            
      裂け目がなければ水分は「水」のまま存在。          
    <真冬>                                            
      吸い上がった水分は寒気のため膨張しやすくなるため  
      茎が裂けやすくなる。縦に細く裂けた場合は          
      縦に細長い形の「氷の結晶」が見られる。            
      裂け目が広がってくると茎の上部には                
      水分が届きにくくなるために                        
      「氷の結晶」は根元近くで展開されることになる。    
    <冬の終わり頃>                                    
      夜中の気温が高めになってくると                    
      根元近くの水分も凍らなくなるため                  
      「氷の結晶」は見られなくなる。                    
    <そして春>                                        
      新芽が出てくる。                                  
      吸い上がった水分は「水」のまま存在。              
 
 
  「シモバシラ」以外でも、                              
  紫蘇(しそ)科の植物は「氷の結晶」ができやすいらしい。  
(科は違うが、柏葉白熊(かしわばはぐま)も同じ)。  
  でも、「氷の結晶」として知られる代表選手は            
  この「シモバシラ」である。                            
 
 
・別名  「雪寄草」(ゆきよせそう)。                    

・似ている花へのリンク                                  
紫蘇(しそ)  コリウス  猫の髭
見返り草  天人草  薙刀香需
 
                                                  ↑ 上へ
 

山野草・高山植物 コーナーへ
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 や〜 What's new ピンク その他の色 科名一覧 学名(ラテン語) [実] [葉っぱ] 紅葉がきれい 謎の花 春の七草 秋の七草 いい香り ハーブ 野菜・果物 雑草 食虫植物 山野草・高山植物 池・湿地の花 海辺の花 けやき・針葉樹などの高木 大判写真 (春) 大判写真 (夏) 大判写真 (秋) 大判写真 (冬) 珍しい花 写真集 (春) 写真集 (夏) 写真集 (秋) 写真集 (冬) 温室・観葉植物 俳句・短歌 百人一首 歌謡曲♪ 誕生日の花 花言葉 干支(えと) 歳時記 数字あり 地名あり 木へんの漢字 草かんむりの漢字 都道府県の花・木 世界の国花 東京周辺の見どころ 解説・使い方 「季節の花 300」の表紙へ ♪
Copyright(C) Since 1997, Atsushi Yamamoto. All rights reserved.