茜 (あかね)



(Indian madder)



アカネ

(全体)

2018. 7.16  国分寺市 万葉植物園



アカネ

(花と実)

2018.10.13  東京薬科大学
       薬用植物園 



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(葉っぱ、トゲ、つぼみ、花、実)


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・茜(あかね)科
・学名
  Rubia argyi または
  Rubia akane

   Rubia : アカネ属
   akane : アカネ

 Rubia は、ruber(赤)に由来。
 学名 R へ


・小さな草。
 輪生する4枚の葉っぱの形が目立つ。
・秋、小さな白い花が咲く。
 花のあとで実がなり、黒くなる。
・茎には小さなトゲがある。
・つるでどんどん伸びる。

・根から、赤い染料がとれる。
 「茜染め(あかねぞめ)」という。
 根を乾燥させると
 だんだん赤くなることから、
 「赤い根」で「あかね」になった。

・晴れた夕方の西の空を
 「茜色の夕焼け」
 と呼ぶことがある。

・「茜(あかね)色」
     (色 いろいろ)

・薬効   生理不順
・薬用部位 根
・生薬名 「茜根(せいこん)」

・薬効   止血
・薬用部位 実
・生薬名 「茜草(せいそう)」


・「茜(あかね)さす
  紫野(むらさきの)行き
  標野(しめの)行き
  野守(のもり)は見ずや
  君が袖(そで)振る」
   万葉集
   額田王(ぬかたのおおきみ)


 「茜(あかね)さす
  日は照らせれど
  ぬばたまの
  夜(よ)渡る月の
  隠(かく)らく惜(お)しも」
   万葉集
   柿本人麻呂
  (かきのもとのひとまろ)


・「染料」シリーズ
 ベニバナ  くちなし  ムラサキ

 藍(あい)  茜(あかね)

 ツユクサ


・葉っぱが輪生
 車軸草  茜(あかね)


・似ている葉っぱへのリンク
 南天

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     (約300種)

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    だいだい  ピンク

      

    ★ 色いろいろ 


 あ   か   さ   た 

 な   は   ま   や~

英語名(A,B,C~)

学名(ラテン語)

「科名」一覧



春の七草  秋の七草


山野草    (カタクリ、等)

池・湿地の花 (ワタスゲ、等)

海辺の花   (はまゆう、等)


野菜・果物   (ナス、みかん、等)

温室・観葉植物 (ヒスイカズラ、等)

食虫植物    (ウツボカズラ、等)

薬草(薬用植物) (南天、等)


ハーブ  (カモミール、ミント、等)

いい香り (沈丁花、くちなし、等)

雑草   (オオイヌノフグリ、等)


ケヤキなどの高木 (杉、ヒノキ、等)

巨木、銘木  (六義園の枝垂桜、等)

紅葉がきれい (もみじ、等)


   (アケビ、マンリョウ、等)

葉っぱ  (オジギソウ、破れ傘、等)

珍しい花 (月下美人、等)

珍名の花 (なんじゃもんじゃ、等)



俳句・短歌 (梅、牡丹、ハギ、等)

百人一首  (1~100。鎌倉時代)


干支(えと)
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   十干  → 甲乙丙丁~)

生活・文化にまつわる花
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   仏教の三大聖樹、等)

ことわざ、故事に関する花
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歌のタイトルになっている花名
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      + 大きい数の単位)

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   巾着田のヒガンバナ、等)


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