馬酔木 (あせび)
(花)
2005. 3. 8 江東区 南砂
定点観測
アセビの花が
開花していくようす
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(つぼみ)
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(開花)
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(ピンク色の花)
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(白花)
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(葉っぱ、実)
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・躑躅(つつじ)科。
・学名
Pieris japonica
Pieris : アセビ属
japonica : 日本の
Pieris(ピエリス)は、
ギリシャ神話の詩の女神
「Pieris」の名前に
ちなんだもの。
学名 P へ
・開花時期は、 3/ 5 ~ 4/15頃。
・「あしび」とも呼ぶ。
・壷形の花をいっぱい咲かせる。
・色は、うす紅色のものと
白色のものがある。
・かすかに香る。
・枝葉に「アセボチン」という
有毒成分を含んでいる。
馬が食べると
酔って足がなえることから
「足癈(あしじひ)」
と呼ばれ、
しだいに変化して
「あしび」そして
「あせび」となった。
漢字の「馬酔木」も
その由来による。
また、このことから、
葉を煎じたものは
殺虫剤としても使われている。
・「池水に
影さへ見えて 咲きにほう
あしびの花を
袖に扱入(こき)れな」
万葉集
大伴家持
(おおとものやかもち)
「磯の上に
生ふるあしびを
手折らめど
見すべき君が
ありといはなくに」
万葉集
大来皇女
(おおくのひめみこ)
「わが背子に
わが恋ふらくは 奥山の
あしびの花の 今盛りなり」
万葉集
「河蝦(かわず)鳴く
吉野の川の 瀧の上の
馬酔木の花ぞ
末(はし)に置くなゆめ」
万葉集
・似ている花へのリンク
灯台躑躅 姫石楠花 黒豆の木
岩南天 ボロニア 赤物
ブルーベリー 捩木
苔桃 ストロベリーツリー
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