皂莢 (さいかち)


(「梍」とも書く)

(唐皂莢(とうさいかち)も掲載)


サイカチ

サイカチの実。ひょろひょろ。

2016. 8.13  筑波実験植物園



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(葉っぱ、花)

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(ひょろひょろの実)

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(実、幹のとげ)

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(唐皂莢(とうさいかち))


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・豆科。
・学名
  Gleditsia japonica(サイカチ)
  Gleditsia sinensis
         (トウサイカチ)

   Gleditsia : サイカチ属
   japonica : 日本の
   sinensis : 中国の

 Gleditsia
 (グレディッツィア)は、
 18世紀のドイツの
 植物学者「Gleditsch さん」の
 名前にちなむ。
 学名 G へ


・山野などに生え、大木になる。
・実は細長い。
 中の水分が抜けたように
 ひょろひょろの形になることが多い。
         (サイカチ)
 せっけんの代用、漢方薬となる。

 トウサイカチの実は
 ひょろひょろにはならず太め。
 まっすぐ伸びる。


・材は器具類になる。 

・幹にある”とげ”の形が強烈。
 (動物などが近づけないように
  しているのでしょうか)
 トゲは
 蛇結茨(じゃけついばら)に似る。

・「皂莢」は「梍」とも書く。


・「皂莢(かはらふぢ)に
  延(は)ひおほどれる
  屎葛(くそかづら)
  絶ゆることなく
  宮仕(みやづかえ)せむ」
   皂莢 = さいかち
   万葉集

 「皂莢(さいかち)に
  秋の日落つる 小窓かな」
   正岡子規


・似ている実へのリンク
 藤豆

・”石鹸”シリーズ
 ムクロジ  サイカチ


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 あ   か   さ   た 

 な   は   ま   や~

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