沙羅双樹 (さらそうじゅ)
(「娑羅双樹」とも書く)
(沙羅の木(さらのき、しゃらのき))
「仏教の三大聖樹」の一つ
(全体)
2005. 7.10 新宿御苑
(花)
2018. 5.27 新宿御苑
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(葉っぱ、幹)
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(花)
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・二葉柿(ふたばがき)科。
・学名
Shorea robusta
robusta : 大形の、頑丈な
学名 S へ
・インド北部原産。
インドの高地などに生える。
・仏教の三大聖樹の一つ。
・お釈迦様が亡くなった
(入滅された)場所には
この木が四方を囲んで
植えられていたが、
入滅された際にこの木が枯れて
鶴の羽根のように
白くなったとの伝説から、
仏教では聖木とされている。
亡くなった日は2月15日。
この日は
「涅槃会(ねはんえ)」
と呼ばれる。
日本では、耐寒性の弱い沙羅双樹は
育たないので、実際には、
「夏椿(なつつばき)」のことを
沙羅双樹として扱うことが多い。
(ほんとうは
夏椿 ≠ 沙羅双樹)
<参考>
★ 仏教の三大聖樹
・「平家物語」の冒頭に
出てくることでも有名。
祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必滅の
理(ことわり)をあらはす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
しかし、
「平家物語」での「沙羅双樹」は
「夏椿(なつつばき)」を
指しているとの説が多い。
(平安時代は、この沙羅双樹の木は
日本には無かったと思われる)
・「娑羅双樹」とも書く。
・ミャンマーの国花。
・極めてまれに花が咲くらしい。
新宿御苑では2018年に初めて開花。
・別名
「沙羅の木(さらのき、
しゃらのき)」
・似ている花へのリンク
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