
木賊 (とくさ)
(「砥草」とも書く)
(歯磨草(はみがきぐさ))
(茎)
2007.11.11 向島百花園
(花)
「つくし」そっくり♪
2010.10.11 葛西臨海公園
写真集(写真10枚)へ
(茎、花)
↓ 下へ
・木賊(とくさ)科。
・学名
Equisetum hyemale
Equisetum : トクサ属
hyemale : 冬の
Equisetum は、ラテン語の
「equus(馬)
+ saeta(刺毛)」が語源で、
たくさん輪生するスギナの
細い枝の形を
馬のしっぽにたとえた。
学名 E へ
・常緑のシダ植物。
山中の湿地に自生する。
・全面”茎”という感じ。
茎は直立し節が目立つ。
この茎は珪酸質を含み、
表面にこまかい突起があり、
細工物を磨くのに使われる。
・名前は
”砥石になる草”、
”砥ぐ草”に由来する。
「砥草」とも書く。
「とぐくさ」→「とくさ」。
堅くざらざらした茎を、
木材・骨・爪などを
磨くのに使うところから。
また、腸出血などを抑える薬
にもなることから、
昔はこの「トクサ」を刈ることで
生計を立てている人もいた。
「木賊」という謡曲もある。
けっこういろいろ
有用な植物のようです。
・薬効 止血、下痢止め
・薬用部位 茎など
・生薬名 「木賊(もくぞく)」
・■「木賊(とくさ)色」
(色 いろいろ)
・「木賊」の字は漢名から。
山梨県の小淵沢の奥に
”木賊峠”というところがある。
・別名
「歯磨草(はみがきぐさ)」
硬い茎で歯も磨いたから、
と思われる。
・似ている茎へのリンク
つくし(スギナ)
デンドロビウム
麻黄(まおう)
木麻黄(もくまおう)
↑ 上へ
__________________
薬草(薬用植物)コーナーへ
珍名コーナーへ
(歯磨草)
色 いろいろ
__________________
解説・使い方 更新情報
★ 定点観測シリーズ
__________________
あ か さ た
な は ま や~
英語名(A,B,C)
科名 学名(ラテン語)
1月 2月 3月 4月 5月
6月 7月 8月 9月 10月
11月 12月 歳時記(春夏秋冬)
白 黄 だいだい ピンク
赤 青 紫 緑
茶 黒 色いろいろ
山野草 池・湿地の花 海辺の花
春の七草 秋の七草
いい香り ハーブ 野菜・果物
ケヤキなどの高木 巨木、銘木
温室・観葉植物 食虫植物 雑草
実 葉っぱ 珍しい花
薬草(薬用植物) 紅葉がきれい
俳句・短歌 百人一首 干支(えと)
生活・文化にまつわる花
ことわざ・故事 歌のタイトル名
誕生日の花 花言葉
数字あり 地名あり
木へん 草かんむり 珍名の花
東京近辺の見どころ 動画一覧
都道府県の花・木 世界の国花
写真集 索引
ベストショット
春 夏 秋 冬
「季節の花 300」の表紙へ ♪
↑ 上へ
__________________
Copyright(C) Since 1997
Atsushi Yamamoto.
All rights reserved.