
山吹 (やまぶき)
(Japanese rose)
(白山吹(しろやまぶき)も掲載)
「山吹」の花
2005. 4.15 仙台堀川公園
「白山吹(しろやまぶき)」の花
2002. 4. 6 船橋市 西船橋駅近く
定点観測
白山吹(しろやまぶき)の
実の色が黒くなるようす
写真集 1(写真8枚)へ
(山吹のつぼみ、花)
写真集 2(写真5枚)へ
(山吹の花、実)
写真集 3(写真7枚)へ
(八重山吹のつぼみ、花)
写真集 4(写真3枚)へ
(白山吹の花)
写真集 5(写真6枚)へ
(白山吹の若い実)
写真集 6(写真6枚)へ
(白山吹の実)
↓ 下へ
・薔薇(ばら)科。
・学名
Kerria japonica(山吹)
Rhodotypos scandens(白山吹)
Kerria : ヤマブキ属
Rhodotypos : シロヤマブキ属
japonica : 日本の
scandens : よじ登る性質の
Kerria(ケリア)は、
19世紀のイギリスの
植物学者「Kerr さん」の
名前にちなむ。
Rhodotypos
(ロードティポス)は、
ギリシャ語の
「rhodon(バラ)
+ typos(形)」が語源。
学名 K へ
学名 R へ
・開花時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。
・山の中に生え、
花の色が蕗(ふき)に似て
金色で美しいことからこの名前に。
また、しなやかな枝が
風にゆれる様子から
「山振」の字があてられ、
じきに「山吹」になったとも。
・”やまぶきいろ”と
呼ばれる鮮やかな黄色。
絵の具とか色えんぴつに
「やまぶき色」と
いうのがありますね。
・■「山吹(やまぶき)色」
(色 いろいろ)
・山吹は一重(ひとえ)で
八重山吹は八重。
・山吹は実がなるが、
八重山吹は実がならない。
・イギリスでは
「イエロー・ローズ
(黄色いバラ)」
「ジャパン・ローズ
(日本のバラ)」
と呼ばれる。
・「山吹の
立ちよそひたる 山清水
汲みに行かめど
道の知らなく」
万葉集
高市皇子(たけちのみこ)
「花咲きて
実は成らずとも
長き日(け)に
思ほゆるかも 山吹の花」
万葉集
「蝦(かわづ)鳴く
甘南備河(かむなびがわ)に
かげ見えて
今か咲くらむ 山吹の花」
万葉集
厚見 王
(あつみのおおきみ)
「春雨の
露のやどりを 吹く風に
こぼれてにほふ
山吹の花」
金槐和歌集 源実朝
「山吹や
葉に花に葉に 花に葉に」
炭太祇(たんたいぎ)
「ほろほろと
山吹散るか 滝の音」
松尾芭蕉
・「山吹」シリーズ
八重山吹 山吹草 山吹升麻
↑ 上へ
__________________
俳句・短歌コーナーへ
色 いろいろ
定点観測した花・実のコーナーへ
__________________
解説・使い方 更新情報
★ 定点観測シリーズ
(約300種)
__________________
1月 2月 3月 4月 5月
6月 7月 8月 9月 10月
11月 12月 歳時記(春夏秋冬)
白 黄 だいだい ピンク
赤 青 紫 緑
茶 黒 ★ 色いろいろ
あ か さ た
な は ま や~
英語名(A,B,C~)
学名(ラテン語)
「科名」一覧
春の七草 秋の七草
山野草 (カタクリ、等)
池・湿地の花 (ワタスゲ、等)
海辺の花 (はまゆう、等)
野菜・果物 (ナス、みかん、等)
温室・観葉植物 (ヒスイカズラ、等)
食虫植物 (ウツボカズラ、等)
薬草(薬用植物) (南天、等)
ハーブ (カモミール、ミント、等)
いい香り (沈丁花、くちなし、等)
雑草 (オオイヌノフグリ、等)
ケヤキなどの高木 (杉、ヒノキ、等)
巨木、銘木 (六義園の枝垂桜、等)
紅葉がきれい (もみじ、等)
実 (アケビ、マンリョウ、等)
葉っぱ (オジギソウ、破れ傘、等)
珍しい花 (月下美人、等)
珍名の花 (なんじゃもんじゃ、等)
俳句・短歌 (梅、牡丹、ハギ、等)
百人一首 (1~100。鎌倉時代)
干支(えと)
(十二支 → ねうしとら~
十干 → 甲乙丙丁~)
生活・文化にまつわる花
(紙の原料、服にひっつくタネ、
仏教の三大聖樹、等)
ことわざ、故事に関する花
(いずれアヤメかカキツバタ、等)
歌のタイトルになっている花名
(マリーゴールド、Lemon、等)
誕生日の花 花言葉
木へん 草かんむり 魚へんの漢字
都道府県の花・木 (青森りんご、等)
世界の国花 (イギリスのバラ、等)
名前に「数字」を含む花
(一人静、百日紅、万両、等、
+ 大きい数の単位)
名前に「地名」を含む花
(箱根空木、土佐水木、等)
東京近辺の見どころ
(千鳥ヶ淵の桜、不忍池のハス、
巾着田のヒガンバナ、等)
動画一覧 (八重桜、ししおどし、等)
盆栽 (BONSAI) (松、真柏、等)
写真集 索引
ベストショット
春 夏 秋 冬
「季節の花 300」の表紙へ ♪
↑ 上へ
__________________
Copyright(C) Since 1997
Atsushi Yamamoto.
All rights reserved.