
杏 (あんず)
(アプリコット)
(Apricot)
(花)
2004. 3.13 江戸川区 清新町
(実)
2005. 6.12 江戸川区 清新町
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(つぼみ、花、
府中の三本木通り)
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(花)
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(実)
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(実、タネ、杏仁豆腐)
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・薔薇(ばら)科。
・学名
Prunus armeniaca
Prunus : サクラ属
armeniaca : 小アジアの
アルメニアの
Prunus(プラナス)は、
ラテン古名の
「plum(すもも)」が語源。
学名 P へ
・開花時期は、 3/20 ~ 4/ 5頃。
・中国原産で、
奈良時代に、梅とともに
中国から渡来したといわれる。
・漢名の「杏子」の唐音から
「あんず」となった、
または、
「甘酢梅(あますうめ)」
が変化して
「あんず」になったとも。
・ピンク色の花は桜によく似ている。
白っぽい花もある。
花びらを支える部分は赤色。
いずれも、開花は
桜 より少し早いようだ。
幹の部分は桜と同じく
横向きの線が入る。
また、「豊後梅(ぶんごうめ)」は
梅と杏の中間種らしく、
杏と豊後梅は、そっくり♪。
(名前の看板がないと
なかなか区別できません)
・■「杏(あんず)色」
(色 いろいろ)
・実(み)は食べられる。
”アプリコット”。
すっぱくて、あまり甘くないが、
柔らかい。6月頃熟す。
外見上は桃(もも)の実と
そっくりだが、
桃よりだいぶ小さい。
・薬効 冷え性、低血圧
・薬用部位 実
・生薬名 「杏仁(きょうにん)」
・実のタネの中の核の部分を
「杏仁(きょうにん)」と呼び、
生薬として使われる。
桃(もも)のタネの
「桃仁(とうにん)」に
よく似ている。
また、「杏仁」は
「あんにん」とも呼び、
「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」で
おなじみ♪。
でも、杏仁豆腐は、実際には、
この杏仁とよく似ている
「アーモンド」の実を
使っていることが多いようだ。
(アーモンドエッセンス)
・長野県千曲市
(旧「更埴市」。長野市の南)に
「あんずの里」があり、
毎年4月上旬~中旬頃
観光客で賑わう。
・シリアの国花。
・「杏一益、梨二益、カリン百益」の
言い伝えが中国にある。
★<杏林(きょうりん)>の故事
「神仙伝」
中国古代、呉の国に
董奉(とうほう)という
仁医がいて、
貧乏人からは治療代金をとらず、
かわりに症状の軽い患者には
杏を一株、
重病者には杏を五株植えさせた。
数年にして
家のまわりに杏の林ができた。
それ以来、
「杏林」は医者の尊称となった。
(いいお話♪)
・「杏あまさうな人は
睡(ね)むさうな」
室生犀星
・似ている花へのリンク
桜 桃 梅 すもも
十月桜 姫林檎
八重桜 枝垂桜 寒桜
梨 アーモンド
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あ か さ た
な は ま や~
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科名 学名(ラテン語)
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