蟻通し (ありどおし)


(一両(いちりょう))


アリドオシ

(実)

2009.12.19  向島百花園



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(つぼみ、花、実)

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(実)


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・茜(あかね)科。
・学名
  Damnacanthus indicus
   Damnacanthus : 
      アリドオシ属
   indicus : インドの

 Damnacanthus
 (ダムナカンサス)は、
 ギリシャ語の
 「damnao(優る)
  + acantha(刺)」が語源。
 細枝が変化した、
 鋭い刺を持っていることに由来。
 学名 D へ


・葉のつけ根に鋭いトゲがある
 (葉の先端も、とがっている。
  なんだか全部痛そう)。

・初夏に白い花が咲き、
 実は秋に赤くなる。
 実はきれいで、関西では
 「千両、万両、
  有通し(ありどおし)」
 という縁起物として
 正月の床飾りにする。

 (縁起物として呼ぶ際は
  「蟻通し」でなく
  「有通し」の名前で
  呼ばれることが多いようだ)

 この蟻通しを「一両」の名で
 呼ぶこともある。


・名は、葉のつけ根の長いトゲが
 蟻を刺し通すほど鋭いことから。
 また、実が翌春まで残るので
 「在通し(ありとおし)」の意、
 との説もある。


・似ている葉へのリンク
 梛筏(なぎいかだ)


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