蟻通し (ありどおし)


(一両(いちりょう))


アリドオシ

(実)

2009.12.19  向島百花園



写真集 1(写真7枚)へ
(つぼみ、花、実)

写真集 2(写真6枚)へ
(実)


          ↓ 下へ
・茜(あかね)科。
・学名
  Damnacanthus indicus
   Damnacanthus : 
      アリドオシ属
   indicus : インドの

 Damnacanthus
 (ダムナカンサス)は、
 ギリシャ語の
 「damnao(優る)
  + acantha(刺)」が語源。
 細枝が変化した、
 鋭い刺を持っていることに由来。
 学名 D へ


・葉のつけ根に鋭いトゲがある
 (葉の先端も、とがっている。
  なんだか全部痛そう)。

・初夏に白い花が咲き、
 実は秋に赤くなる。
 実はきれいで、関西では
 「千両、万両、
  有通し(ありどおし)」
 という縁起物として
 正月の床飾りにする。

 (縁起物として呼ぶ際は
  「蟻通し」でなく
  「有通し」の名前で
  呼ばれることが多いようだ)

 この蟻通しを「一両」の名で
 呼ぶこともある。


・名は、葉のつけ根の長いトゲが
 蟻を刺し通すほど鋭いことから。
 また、実が翌春まで残るので
 「在通し(ありとおし)」の意、
 との説もある。


・似ている葉へのリンク
 梛筏(なぎいかだ)


            ↑ 上へ

__________________

解説・使い方  更新情報

__________________

★ 定点観測シリーズ
     (約300種)

定点観測 ベスト集

__________________

ベストショット(大判写真)

__________________

 あ   か   さ   た 

 な   は   ま   や~

英語名(A,B,C~)

学名(ラテン語)

「科名」一覧

__________________

1月  2月  3月  4月  5月  6月

7月  8月  9月 10月 11月 12月

__________________

    

    

    色ならべ 200色

    色の名前(あいうえお順)

__________________

春の七草  秋の七草

雑草、空き地の草  (タンポポ、等)


山野草、高山植物  (カタクリ、等)

池・湿地の花    (ワタスゲ、等)

海辺の花      (はまゆう、等)


温室・観葉植物 (ヒスイカズラ、等)

食虫植物    (ウツボカズラ、等)

__________________

野菜・果物   (ナス、みかん、等)

薬草(薬用植物) (南天、鳩麦、等)

「実」に特徴あり (ひょうたん、等)

「葉っぱ」に特徴あり (ポプラ、等)

__________________

紅葉、黄葉 (もみじ、イチョウ、等)

ケヤキなどの高木 (杉、ヒノキ、等)

巨木、銘木 (善福寺のイチョウ、等)

__________________

いい香り  (沈丁花、くちなし、等)

ハーブ  (カモミール、ミント、等)

盆栽 (BONSAI)  (松、真柏、等)

飲料、チョコ、五穀、
「つる(蔓)」、服にひっつくタネ、
仏教の三大聖樹、紙の原料

__________________

干支(えと)
  (十二支 → ねうしとら~
   十干  → 甲乙丙丁~)

俳句・短歌 (梅、牡丹、ハギ、等)

百人一首  (1~100)

__________________

誕生日の花  花言葉


都道府県の花・木 (青森りんご、等)

世界の国花  (イギリスのバラ、等)

__________________

木へん  草かんむり  魚へんの漢字
            (おまけ)

名前に「数字」を含む花
   (一人静、百日紅、万両、等)
       + 大きい数の単位

名前に「地名」を含む花
    (箱根空木、土佐水木、等)

ことわざ、故事に関する花
 (いずれアヤメかカキツバタ、等)

歌のタイトルになっている花名 ♪
  (マリーゴールド、Lemon、等)

珍名の花 (なんじゃもんじゃ、等)

__________________

動画(数秒の短編モノ)
  (桜吹雪、
   ハスの葉の上で水玉が動く、
   パッションフルーツが開花、
   オジギソウがオジギする、
   鹿威し(ししおどし)の
       軽やかな音、等)

__________________

写真集 索引

__________________

「季節の花 300」の表紙へ ♪


            ↑ 上へ
__________________

Copyright(C) Since 1997
Atsushi Yamamoto.
All rights reserved.