烏柄杓 (からすびしゃく)


(半夏(はんげ)、       
 狐の蝋燭(きつねのろうそく)、
 蛇の枕(へびのまくら))   


カラスビシャク

ガオー♪

2007. 5.23  小石川植物園



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(芽、ひゅるひゅる)

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(花、葉っぱ、根茎)


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・里芋(さといも)科。
・学名
  Pinellia ternata
   Pinellia : ハンゲ属
   ternata : 三つ出る

 Pinellia は、
 16世紀のイタリアの植物学者
 「Pinelli さん」の
 名前にちなむ。
 学名 P へ


・晩春から夏にかけて、
 おもしろい形になる。
 「ひゅるひゅる」♪
・苞(ほう)の部分を、
 ”烏が使う柄杓(ひしゃく)”
   (小さめの柄杓)
 に見立てた。

・葉っぱは3枚出る。

・薬効   吐き気、利尿、つわり
・薬用部位 塊茎(根の部分)
・生薬名 「半夏(はんげ)」

・別名
 「半夏(はんげ)」
   七十二候の「半夏生」は、
   正しくは烏柄杓のことを指す。
 「狐の蝋燭(きつねのろうそく)」
 「蛇の枕(へびのまくら)」


・似ている花へのリンク
 蝮草  浦島草

・「半夏」シリーズ
 半夏生(はんげしょう)
 半夏(烏柄杓(からすびしゃく))

・「狐」シリーズ
 狐の剃刀


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     (約300種)

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仏教の三大聖樹、紙の原料
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  (十二支 → ねうしとら~
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俳句・短歌 (梅、牡丹、ハギ、等)

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名前に「地名」を含む花
  (箱根空木、土佐水木、等)

ことわざ、故事に関する花
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