
榎 (えのき)
「志村の一里塚」
真ん中の高い木が「榎」。
2007. 9. 1 板橋区 志村
(黄葉と、だいだい色の実)
2008.11.20 江戸川区 清新町
写真集 1(写真7枚)へ
(若葉、花、実)
写真集 2(写真7枚)へ
(若葉、実)
写真集 3(写真7枚)へ
(一里塚のエノキ)
写真集 4(写真9枚)へ
(黄葉)
↓ 下へ
・楡(にれ)科。
・学名
Celtis sinensis
var. japonica
Celtis : エノキ属
sinensis : 中国の
japonica : 日本の
学名 C へ
・「枝の多い木」
=「枝(え)の木」=「えのき」
となったとの説がある。
・かなり背の高い木になる。
・秋、実がなり、
黄色から橙色に変化する。
甘くて食べられるらしい。
・秋、葉っぱは黄色く色づく。
・蝶の「オオムラサキ」は、
幼虫の頃、榎の葉っぱを
食べて育つ。
■一里塚(いちりづか)
・江戸時代、道しるべとなる
「一里塚」の目印として
「榎」がよく植えられた。
一里塚は江戸時代の
徳川家康のときから作られたが、
そこに何か木を植えよう
ということになり、
家康の家臣が、
どの木にしようかと家康に
伺ったところ、
「ええ木を植えよ」との答え。
それが家臣には
「えのき」に聞こえたらしい。
よって、
「一里塚 = 榎(えのき)」と
いうことになった。
(「ええ木」の他に、
「余の木」など諸説あり)
東京の日本橋を起点に、
いろいろな街道に
4kmごとに設置されたが、
現存している一里塚は
ほとんどないらしい。
■長さの尺度
1里=約4km
1里=36町(ちょう)=約4km
(1町=約109m)
1町=60間(けん=約109m
(1間=約1.8m)
1間=6尺(しゃく)=約1.8m
(1尺=約30cm)
1尺=10寸(すん)約30cm
(1寸=約3cm)
ということで、
1里 = 3cm×10寸×6尺
×60間×36町
= 約400,000cm
= 約4,000m
= 約4km
・「わが門(かど)の
榎(え)の実(み)
もり食(は)む
百千鳥(ももちどり)
千鳥は来(く)れど
君ぞ来(き)まさぬ」
万葉集 作者不詳
・「木へん」の春夏秋冬シリーズ
椿 (つばき)
榎 (えのき)
楸 (ひさぎ)
柊 (ひいらぎ)
↑ 上へ
__________________
俳句・短歌コーナーへ
「紅葉がきれい」コーナーへ
けやきなどの高木 コーナーへ
__________________
解説・使い方 更新情報
★ 定点観測シリーズ
(約250種)
__________________
あ か さ た
な は ま や~
英語名(A,B,C~)
学名(ラテン語)
「科名」一覧
1月 2月 3月 4月 5月
6月 7月 8月 9月 10月
11月 12月 歳時記(春夏秋冬)
白 黄 だいだい ピンク
赤 青 紫 緑
茶 黒 ★ 色いろいろ
春の七草 秋の七草
山野草 (カタクリ、等)
池・湿地の花 (ワタスゲ、等)
海辺の花 (はまゆう、等)
野菜・果物 (ナス、みかん、等)
温室・観葉植物 (ヒスイカズラ、等)
食虫植物 (ウツボカズラ、等)
薬草(薬用植物) (南天、等)
ハーブ (カモミール、ミント、等)
いい香り (沈丁花、くちなし、等)
雑草 (オオイヌノフグリ、等)
ケヤキなどの高木 (杉、ヒノキ、等)
巨木、銘木 (六義園の枝垂桜、等)
紅葉がきれい (もみじ、等)
実 (アケビ、マンリョウ、等)
葉っぱ (オジギソウ、破れ傘、等)
珍しい花 (月下美人、等)
珍名の花 (なんじゃもんじゃ、等)
俳句・短歌 (梅、牡丹、ハギ、等)
百人一首 (1~100。鎌倉時代)
干支(えと)
(十二支 → ねうしとら~
十干 → 甲乙丙丁~)
生活・文化にまつわる花
(紙の原料、服にひっつくタネ、
仏教の三大聖樹、等)
ことわざ、故事に関する花
(いずれアヤメかカキツバタ、等)
歌のタイトルになっている花名
(マリーゴールド、Lemon、等)
誕生日の花 花言葉
木へん 草かんむり 魚へんの漢字
都道府県の花・木 (青森りんご、等)
世界の国花 (イギリスのバラ、等)
名前に「数字」を含む花
(一人静、百日紅、万両、等、
+ 大きい数の単位)
名前に「地名」を含む花
(箱根空木、土佐水木、等)
東京近辺の見どころ
(千鳥ヶ淵の桜、不忍池のハス、
巾着田のヒガンバナ、等)
動画一覧 (八重桜、ししおどし、等)
盆栽 (BONSAI) (松、真柏、等)
写真集 索引
ベストショット
春 夏 秋 冬
「季節の花 300」の表紙へ ♪
↑ 上へ
__________________
Copyright(C) Since 1997
Atsushi Yamamoto.
All rights reserved.