楓(かえで)
紅葉(もみじ)


(Maple tree)



カエデ、モミジ

(赤く色づいた葉っぱ)

2003.12. 3  江戸川区 清新町緑道



 定点観測 1
  モミジの葉が      
  黄色く色づいていくようす

 定点観測 2
  モミジの葉が      
  赤く色づいていくようす 



写真集 1(写真11枚)へ
(若葉)

写真集 2(写真8枚)へ
(葉っぱが色づく過程)

写真集 3(写真6枚)へ
(葉っぱ)

写真集 4(写真3枚)へ
(落葉)

写真集 5(写真6枚)へ
(色鮮やかな赤い葉)

写真集 6(写真6枚)へ
(水車小屋、つくばい、
 皇居乾通り)    

写真集 7(写真2枚)へ
(渓流沿い)

写真集 8(写真9枚)へ
(羽団扇楓)
ハウチワカエデ

写真集 9(写真11枚)へ
(もみじの花、実)




ベストショット もみじ(大判写真)へ
赤が映える


          ↓ 下へ
・楓(かえで)科。
・学名
  Acer palmatum
     (いろはもみじ)
   Acer : カエデ属 
   palmatum : 
      掌(手のひら)状の

 Acer は「裂ける」という意味の
 ラテン語に由来。
 切れ込んだ葉っぱの形から。
 学名 A へ


・秋の紅葉(こうよう)が
 すばらしい。
・300種もの園芸品種が
 江戸時代から作り出されている。

・楓(かえで)と
 紅葉(もみじ)は
 植物分類上は同じだが、 
 楓のなかで特に
 紅葉の美しい種類を
 「もみじ」と呼ぶ説がある。
 また、盆栽や造園業の世界では、
 葉の切れ込みの数、
 切れ込み具合によって
 両者を呼び分けているらしい。

 かえで
  → 葉の切れ込み(谷)が浅い
 もみじ
  → 葉の切れ込み(谷)が深い

 英語では
 「かえで」「もみじ」とも
 「メープル」と呼び、 
 カナダ産の「かえで」の
 樹液からとったものに
 「メープルシロップ」がある。
   → 砂糖楓


・葉っぱの数は5枚または7枚。
 観察していると、
 新枝の先端近くの葉っぱは5枚、
 のようです(他は7枚)。

・楓科の代表種は
 「イロハ紅葉(もみじ)」。
  葉が”いろはにほへと”の
  7つに割れることが
  語源らしい。

・楓(かえで)の語源は
 「蛙手(かえるで)」
 から転じた。
 水かきのように切れ込みの
 浅い葉のものを楓という。

・紅葉(もみじ)の語源は、
 秋に赤や黄に変わる様子を
 昔、「紅葉づ(もみづ)」
 といったことにもとづく。 
 (色が揉み出ず(もみいず)、
  からきたとの説も)。
 なお、「イロハ紅葉」の名は、
 掌状に5~7裂する葉の先を
 「いろはにほへと」と
 数えたことから。
            ↑ 上へ「紅緋(べにひ)」
     (色 いろいろ)

・秋深くなると
 「紅葉狩り(もみじがり)」。
 秋の風流♪

・広島県の県花、県の木(もみじ)
    → もみじまんじゅう
 山梨県の県の木(楓)

・もみじは「椛」、
 かえでは「槭」とも書く。

・「紅葉に鹿」
 紅葉に鹿を配した豪華な図柄
 → とりあわせの良いものの
   たとえ。 
   他に「に鶯(うぐいす)」
     「獅子に牡丹」


・紅枝垂(べにしだれ)の葉っぱは、
 秋ではなく、春に色づく。


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・「子持山(こもちやま)
  若かへるでの 
  黄葉(もみ)つまで
  寝もと吾(わ)は思(も)ふ 
  汝(な)は何(あ)どか
  思(も)ふ」
   万葉集 

 「見わたせば
  花も紅葉も なかりけり
  浦のとまやの 秋の夕ぐれ」
   藤原定家 

 「奥山に
  紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
  声きく時ぞ 秋はかなしき」
   古今集
   猿丸太夫(さるまるだゆう)
   百人一首(05)

 「このたびは
  幣(ぬさ)も取りあへず
  手向山 
  紅葉(もみじ)の錦
  神のまにまに」
   古今集
   菅家(かんけ)
   百人一首(24)

 「山川に
  風のかけたる しがらみは
  流れもあへぬ
  紅葉(もみじ)なりけり」
   古今集
   春道列樹
   (はるみちのつらき)
   百人一首(32)

 「小倉山
  峰のもみじ葉 心あらば
  今ひとたびの
  みゆき待たなむ」
   拾遺集
   貞信公(ていしんこう)
   百人一首(26)

 「嵐吹く
  三室の山の もみぢ葉は
  龍田(たつた)の川の
  錦なりけり」
   後拾遺集
   能因法師
   (のういんほうし)
   百人一首(69)

 「薄霧の
  立ち舞ふ山の もみぢ葉は
  さやかならねど
  それと見えけり」
   新古今和歌集
   高倉院御歌 

 「もみぢ葉は
  道もなきまで 散りしきぬ
  わが宿を訪ふ
  人しなければ」
   金槐和歌集 源実朝 

 「色付くや
  豆腐に落ちて 薄紅葉」
   松尾芭蕉 



★葉っぱが色づくわけ
 <要約> 
  秋になり日光が弱くなり、
  気温が低くなると
  (朝の最低気温が5℃前後)、
  葉っぱのつけねのところに
  壁ができてきて、  
  葉っぱから枝の方に
  養分が流れなくなり、
  そのため
  赤や黄色に変わっていく。


 <こまかい説明>
  木々は冬に近づくと、
  葉を落とす準備のために
  葉と枝との間に
  しきり(離層)を作り、
  そのため、   
  葉っぱのところで
  光合成でできた糖分は
  枝に回らずに  
  葉の中にたまっていく。

  一方、気温が低くなると
  葉の緑色の色素
  (クロロフィル)
  が壊れてきて、
  その下に隠れていた
  黄色の色素
  (カロチノイド)が
  表面に出てくる。 
  公孫樹(いちょう)などが
  この種類に該当する。 

  また、
  葉に取り残された糖分は
  赤色の色素(アントシアン)
  に変わっていき、
  それが目立つのが
  この楓やモミジなどの
  種類である。

  公孫樹(いちょう)など
    緑(クロロフィル)
     → 黄(カロチノイド)
  カエデ、モミジなど
    緑(クロロフィル)
     → 赤(アントシアン)

  カエデ、モミジは、
  葉にできた糖分が多いほど
  葉っぱは 
  真っ赤に染まるらしいので、
  日中は暖かく
  夜冷えるような日が
  続いた場合は、
  そのあと
  真っ赤な紅葉が楽しめる。



・「楓」シリーズ
 (本来、カエデは「槭」と書く)
 楓(槭、かえで)  楓(ふう)

 砂糖楓  唐楓(唐槭)


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