
楮 (こうぞ)
(姫楮(ひめこうぞ)も掲載)
(つぶつぶの実)
2011. 6.14 江東区 新砂
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(楮)
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(姫楮の花、若い実)
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(姫楮のひらひらの実)
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(姫楮のつぶつぶの実)
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(姫楮の葉っぱ、樹皮)
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・桑(くわ)科。
・学名
Broussonetia kazinoki(コウゾ)
Broussonetia : コウゾ属
kazinoki : カジノキ
(梶の木と間違えて
名づけられたらしい)
Broussonetia
(ブラウソネッティア)は、
18世紀のフランスの、
医師かつ自然科学者の
「Broussonet さん」に
ちなんだ名前。
学名 B へ
・山野などに生える。
・本州以南に分布。
・4~5月頃に花が咲く。
・6月頃、木イチゴに似た、
つぶつぶの実がなる。甘い。
・「楮(こうぞ)」と
「姫楮(ひめこうぞ)」は
品種的には別種だが、
「楮」の別名を「姫楮」とする図鑑も
あるため、当サイトでは
「楮」ページとして紹介します。
ほんとの分け方は、下記。
「楮(こうぞ)」
(雄花と雌花が別の木)
「姫楮(ひめこうぞ)」
(雄花と雌花が同じ木)
雄花と雌花が別の木の「楮」は
実際に花が咲く状態のものは
ほとんどないようだ。
よって、ふだん見かけるのは
ほとんどが「姫楮」。
・樹皮の繊維は
和紙の原料になるため、
各地で栽培される。
製紙原料の中で最も強く良質、
といわれている。
「日本書紀」には、
610年(1400年前!)に
高麗の僧が製紙技術を日本に
もたらしたとあるらしい。
栽培種の楮も、
このとき渡来したと思われる。
その後、和紙のことを、
「楮紙(こうぞし)」
と呼ばれるほど、楮は
和紙の代表的な原料となった。
・名前は、
「紙麻(かみそ)」
→「かみぞ」
→「こうぞ」
に変化したとの説あり。
・別名
「紙の木(かみのき)」
製紙原料になることから。
・似ている実へのリンク
木イチゴ 梶の木 桑
・紙の原料シリーズ
パピルス 三叉 こうぞ
のり空木 とろろあおい
紙八手 ケナフ 青雁皮
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