
実葛 (さねかずら)
(「核葛」とも書く)
(美男葛(びなんかずら))
(実)
2006.11.17 小石川植物園
定点観測
サネカズラが開花して
実ができていくようす
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(つる、花)
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(実)
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(実)
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・木蓮(もくれん)科。
・学名
Kadsura japonica
Kadsura : サネカズラ属
japonica : 日本の
Kadsura(カズラ)は
日本名の「かずら」から。
学名 K へ
・つる性の低木。
・山野などに生え、
庭木、生垣に使用される。
・葉は光沢あり。
夏に黄白色花が咲き、
秋に赤い実がかたまってなる。
実は緑から赤に変わる。
この実がきれい。
・茎の粘液は、製紙用、
鬢(びん)付け油の原料になる。
・「”実(さね)”が美しい、
つる植物(かずら)」の意味。
・「核葛」とも書く。
・薬効 滋養強壮、せきどめ
・薬用部位 実
・生薬名 「南五味子(なんごみし)、
五味子(ごみし)」
・別名
「美男葛(びなんかずら)」
男性の整髪剤に
したところから。
・「玉くしげ
みむろの山の さなかずら
さ寝ずはつひに
ありかつましじ」
万葉集
藤原鎌足
(ふじわらのかまたり)
「核葛(さねかずら)
のちも逢ふやと 夢のみに
祈誓(うけひ)わたりて
年は経(へ)につつ」
万葉集
柿本人麻呂
(かきのもとひとまろ)
「山高み
谷へに延(は)へる
玉かづら
絶ゆる時なく
見むよしもがも」
万葉集
作者不詳
「名にし負はば
逢坂山(あふさかやま)の
さねかづら
人に知られで
くるよしもがな」
後撰集
三条右大臣
(さんじょうの
うだいじん)
百人一首(25)
・「葛」シリーズ
葛 実葛 吸葛
定家葛 椿葛
青葛 青葛藤 風船葛
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