
金木犀 (きんもくせい)
(Fragrant olive)
(花)
2010.10. 8 江東区 南砂
定点観測
キンモクセイが
開花していくようす
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(府中の四谷神明社、
柴又真勝院)
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(花)
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(散り花)
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・木犀(もくせい)科。
・学名
Osmanthus fragrans
var. aurantiacus
Osmanthus : モクセイ属
fragrans : 芳香のある
aurantiacus : 橙黄色の
Osmanthus(オスマンサス)は、
ギリシャ語の
「osme(香り)+ anthos(花)」
が語源。
学名 O へ
・開花時期は、 9/25 ~ 10/10頃。
(1回目の開花)
10月中旬以降にもう一度咲いて
「再びあの香りが♪」
ということもある(2度咲き)。
2度咲き用の花芽が
どこかに用意されてるんでしょうね。
・とてもよい香り。
ヒガンバナが咲き終わる頃の
9月下旬か10月上旬の
ある日突然、
金木犀の香りが始まる♪
(それは年によって
9月25日だったり、
10月3日とかだったりする。
それまで匂わなかったのに
どの花も一斉に匂い出す。
不思議♪)
東京近辺での例だが、
匂い始めが早かったのは、
2021年で「9月11日」。
(ヒガンバナより早かった)
(9月上旬に涼しい日が続いた)
匂い始めが遅かったのは、
2019年で「10月13日」。
(9月いっぱい、ずっと暑かった)
咲いているあいだじゅう
強い香りを放ち、
かなり遠くからでも匂ってくる。
(匂いの元はどこかな?と探すのも、
楽しみのひとつ)
・春の沈丁花(じんちょうげ)と
同じぐらい香る。
・咲いたあとで雨風があると
あっけなく散ってしまう。
はかない。
・中国南部の桂林地方原産。
中国語では
”桂”は木犀のことを指し、
「桂林」という地名も、
木犀の木がたくさん
あることに由来するらしい。
日本では木犀といえば、
ふつう思い起こすのは
金木犀ですね。
金木犀の中国名は「丹桂」。
丹=だいだい色、
桂=モクセイ類。
・”犀”の字は
「固い、鋭い」の意味あり。
枝が固いからかな?
・江戸時代初期の頃、渡来した。
・「散らし雨
道端染める 金木犀」
1992年 (筆者)
・似ている花へのリンク
銀木犀 柊木犀 柊
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