
柿 (かき)
(Persimmon tree,
Kaki tree)
(若葉)
2020. 4.19 府中市 善明寺
(実)
2003.11.16 葛西親水四季の道
(干し柿)
2004.11.21 狛江市 岩戸南
写真集 1(写真10枚)へ
(若葉)
写真集 2(写真10枚)へ
(花)
写真集 3(写真10枚)へ
(実が大きくなっていく)
写真集 4(写真11枚)へ
★(定点観測)実が色づく過程
写真集 5(写真11枚)へ
(実、干し柿)
写真集 6(写真5枚)へ
★(定点観測) 干し柿
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・柿の木科。
・学名
Diospyros kaki
Diospyros : カキノキ属
kaki : 柿(日本名)
Diospyros(ディオスピロス)は
ギリシャ語の
「Dios(神、ジュピター)
+ pyros(穀物)」
が語源で、
”神の食べ物”の意味。
学名 D へ
・秋の果物。
甘柿(富有、次郎、
江戸一、御所等)、
渋柿(西条、平核無等)
がある。
実の表面に黒い斑点が
ポツポツあるものは
どちらかというと
「甘い」そうだ。
・「柿(かき)色」■
→ 色 いろいろ へ
・春の若葉は
とてもすばらしい色で、
よく目立つ。
・葉は”柿の葉のお茶”
としても使われる。
・花はあまり目立たない。
5月頃に咲く。
花は終わりかけになると
ボトボトッと
音をたてて地面にどんどん落ちる。
その場に居合わせると壮観。
時期はだいたい
5月下旬から6月初め頃。
梅雨の前。
「柿花落」は
その頃の季語だったと思う。
この、花が落っこちてくるようすは
青桐の花も同じ。
・秋に紅葉する「赤」い葉と
「黄」色の実から、
「赤黄」→ 「あかき」
→ 「かき」になった、
という説がある(名前の由来)。
・「桃(もも) 栗(くり) 3年、
柿(かき) 8年、
梅(うめ)は酸い酸い13年、
柚子(ゆず)は大馬鹿18年、
林檎(りんご)ニコニコ25年」。
実を結ぶ時期のこと。
何事も、時期が来なくてはできない、
というたとえ。
ただし柿は鉢作りなら
3~4年くらいで結実するらしい。
・英語では
「パーシモン(persimmon)」。
ゴルフのクラブの
ヘッドの材料として
柿の木が使われた時期があった。
(パーシモンヘッド)。
柿の木の前には
「ブナの木」が使われていた。
・劇場が新築されてから
初めて行われる劇のことを
「柿落とし(こけらおとし)」
という。
この場合の「柿」の字は、
右側の「市」の部分の縦棒が
上から下まで突き抜けている字で、
「こけら」と読み、
「材木のけずりくず」などを
意味する。
新築、改築工事の最後に
足組みなどの
柿(こけら:
材木のけずりくず)を
払い落としたところから。
・薬効 しゃっくり、げっぷ
・薬用部位 実の「へた」の部分
・生薬名 「柿蔕(してい)」
・薬効 止血、やけど
・薬用部位 実の「渋(しぶ)」
・生薬名 「柿漆(ししつ)」
・薬効 消化器官の潰瘍出血、
のどの炎症
・薬用部位 葉
・生薬名 「柿葉(しよう)」
・その他の呼び名
柿餅(しぺい)= 干し柿
柿霜(しそう)
= 干し柿に吹いた白い粉
・「柿食へば
鐘が鳴るなり 法隆寺」
正岡子規
「柿食ふや
遠くかなしき 母の顔」
石田波郷
「おりたちて
今朝の寒さを 驚きぬ
露しとしとと 柿の落葉深く」
伊藤左千夫
・「柿」シリーズ
柿 柿蘭 柿葉草
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